【スノボゴーグルの選び方】レンズが曇る原因は？初心者向けチェックポイント

ついついバンドの柄や色で選んでしまうゴーグル。私も始めてゴーグルを買った時は、選び方がわからず見た目で選んでいました。しかし、ゴーグルはスノーボードをするうえでとーーーっても重要なアイテム！選び方を間違えてしまうと、レンズが曇って前が見えなくなったり、最悪、ケガに繋がることもあります。

今回は私の失敗談を踏まえて、スノーボードゴーグルの選び方をお伝えします。スノボ初心者さんはこれさえ押さえておけば失敗しないはず…！

私の失敗談【その１】

初めてお店でゴーグルを購入した時のこと。初心者だからよく転ぶだろうしゴーグルのつけはずしも多くなるはず！と思い、バンドにバックルが付いていて着け外しがラクなゴーグルを購入。

しかし、この「バンドのバックル」が意外とネックでした。

確かにバックルがあった方が着け外しがラクです。

グローブをしていなければ…（←これね！）

実際ゲレンデでは、ゴーグルをつけようと思ってもグローブがゴワゴワしていて手元の感覚がわからずバックルがハマらないんです！

悪戦苦闘の末、最終的にはグローブを外して手が凍える中つけ直すハメに…(;_;)手ﾂﾒﾀｲ!!

素手でゴーグルを扱う場合はバンドのバックルはあった方がラクです。しかし、ゴワゴワのグローブをしている中でのつけ外しは意外とうまくいかないもの。スノボ初心者さんはバックルがない方が、つけ外しがしやすいかもしれません。

お店に見に行く時間がなかったのでネットでゴーグルを購入した時のこと。レンズの色は初心者向けのピンク系のものを選び、レンズの形もバンドの柄も気に入るものがあったので購入しました。

家に届いて早速装着♪

この時は特に見にくさは感じなかったのですが、いざゲレンデでつけて動いてみると

ぁれ？視野が狭くて見にくい…(゜゜;)ﾅｾﾞ?

スノボ初心者で滑ることに必死だったのに加え、ゴーグルをつけると視野が狭く感じ、横から人が滑ってくるとびっくりして必ず転んでいました。

どうやらゴーグルのレンズの形状と私の左右の視野の広さが合っていなかったようです。

視野の広さは人によって違います。また、レンズの形状によっても見え方が変わってくるので、一概に「レンズが小さいと見にくい」と言う訳ではありません。ポイントは、自分の左右の視野を妨げないゴーグルを選ぶこと。実際につけて顔や体を動かしながら、視野がしっかり確保できるか確認しましょう。

前回の失敗もあり、やっぱりお店に行って試着してから購入。この時はレンズが大きめのゴーグルを選びました。

試着した時は視野が広く確保できたのでこれなら大丈夫♪と思ったのですが…

いざゲレンデでつけてみると今度はレンズがすぐ曇る！！

原因は私の顔の形にありました。というのも、私、鼻が低い「THE 日本人顔」なんです。

ゴーグルは海外製がほとんどなので、顔へのフィット感は鼻の高い外国人仕様になっています。それを、鼻の低いTHE 日本人顔の私がつけるとどうなるでしょう？

顔とゴーグルの間に隙間ができてしまい、ゴーグル内に外気が入り込んで体温との温度差でレンズが曇る…ついでに雪も入りやすい…ということになってしまったのです。

そんな日本人のために作られたのがジャパンフィットモデル！鼻の低い日本人の骨格に合わせて設計されているため、顔とゴーグルの間に隙間ができにくいんです。ゴーグルが曇ると本当にいろいろと面倒なので、ジャパンフィットモデルはとってもおすすめ♪

とは言え、顔の骨格は人それぞれ。購入する前に必ず試着をして顔とのフィット感を確認しましょう！

いろんなゴーグルを使って分かったことは、購入する時は必ず試着すべし！ということ。

気軽に購入できるネット通販も便利ですが、スノボをするうえで視野の確保はとっても大事なことです。安全に、安心して雪山を楽しむためには、しっかり試着してから購入するようにしましょう。