スノーボードグッズを揃えるときに軽視しがちなグローブ。しかし、ゲレンデで手を使う場面は意外とたくさんあります。防水性の低い安いグローブを選んでしまうと、すぐに雪がしみて手が冷たくなり、体が冷えてスノーボードを楽しめません。
今回は、そんな失敗をしないためのグローブの選び方をお伝えします。
目次
スノーボードグローブはとっても大切!
スノーボードグッズの中でも、グローブはとーーーっても大切なアイテムです。特に、初心者は雪面に手をつく回数がものすごく多い!!というのも、転ぶ回数が多いのはもちろん、滑りだそうと立ち上がる時に余計に手をついたり、斜面に座って休憩する回数が人一倍多いんです。安くて頼りないグローブではすぐにヘタってしまいます。
予算を抑えるためにグローブは安く済ませようと思う人も多いと思いますが、スノーボードを目一杯楽しみたいのなら、グローブはケチらないでしっかりしたものを揃えた方が後悔なく使い続けることができます。
スノーボードグローブの種類は4つ!メリット・デメリットとは
1.5本指タイプ
- 使いやすさ:◎
- 暖かさ:〇
一番多く販売されているのがこのタイプです。指が離れているため、ビンディングのつけはずしやウェアのファスナーの上げ下げなど細かい作業がしやすいです。しかし、指が離れているため保温性は低め。インナーグローブがついているものとついていないものがあるので、保温性に心配があるようなら別でインナーグローブを買ってつけてもいいでしょう。
2.ミトンタイプ
- 使いやすさ:△
- 暖かさ:◎
最近人気が出てきたミトンタイプ。私も今はミトンタイプのグローブを使っています。指がくっついているため細かい作業はやりにくいですが、暖かさはピカイチ。基本的にインナーグローブは5本指のものがついているので、グローブの中では指が離れている状態になります。
3.トリガータイプ
- 使いやすさ:〇
- 暖かさ:〇
5本指の操作性とミトンの保温性のいいとこどりをしたのがこのタイプ。親指と人差し指だけが独立している形になっているのである程度の細かい作業は可能ですが、やはり、5本指タイプに比べれば若干の不便さを感じるでしょう。
4.スプリンググローブ
- 使いやすさ:◎
- 暖かさ:×
春先の暖かい季節に活躍するのがこのグローブ。ハーフパイプでよく使用されることから「パイプグローブ」とも呼ばれます。普通のグローブよりも薄い生地でつくられていて通気性が良く蒸れにくいため、汗をかきやすい春スキー用に持っている人が多いです。真冬のトップシーズンの寒さには耐えられないので、1つめのグローブとして用意するなら厚手のグローブを用意しましょう。
初心者におすすめは5本指タイプ!
最近では見た目の可愛さから、コーディネートのポイントとしてミトンタイプのグローブを使っているスノーボーダーが増えてきました。しかし、ゲレンデでは転んだ時以外にも意外と手を使う機会って多いんです。ビンディングのつけはずしやウェアのファスナーの上げ下げ、リフト券やケータイを出したりなど、まだスノーボードに慣れていないのに手元が不自由だと、それだけでストレスになってしまいます。
ミトンも可愛いけど、初心者さんは5本指タイプのグローブにした方が安心・安全です。
スノボ用レディースグローブ【5本指タイプ】集めました!18-19ver.スノーボードグローブ選びの失敗談!
今までいろんなタイプのグローブを使ってきましたが「これは失敗した!」と思ったことが1回だけあります。それは、布製のグローブを使った時です。
「布だと雪がしみてこないのかな?」という不安はあったものの、分厚く頑丈な布だったし、なによりもデザインが気に入ってしまったので「大丈夫だろう!」と思い購入。しかし、いくら頑丈な布とは言えやっぱりそこは“布”なのですぐにボロボロになってしまいました。滑っている最中もグローブの布部分に雪がまとわりつき、中まで滲みてくることはないものの手が冷える冷える…。
布製のグローブをうまく使いこなしている人もいますが、個人的にはやっぱり、ナイロンのような撥水・防水性のある素材を使ったグローブの方が暖かくて長持ちするなと思いました。
ちゃんと選んで手元から暖まろう!
たかがグローブ、されどグローブ。今ではいろんなデザインのものがあり値段もピンキリです。最終的には自分のお財布とモチベーションと相談して決めることになりますが、安いものを買ってすぐにダメにしてしまうよりは、ある程度良いものを選んだ方が後悔しないと思います。
寒いゲレンデで快適にスノーボードを楽しむためには「首・手・足」を暖めることが一番効果的です。ウェアコーディネートも考慮しつつ、自分に合った暖かいグローブを見つけられるといいですね(^^)