ウェアを選びに行くと、ついついデザインに気を取られて機能面は見落としがち。しかし、十分な機能がついていないとゲレンデに余計な荷物を持っていくハメになり、とっても不便な思いをします。
今回は、ウェアを買うときに見落としがちな、あると便利な機能についてご紹介します。これさえ押さえておけば、ゲレンデであたふたすることなくスマートに過ごせますよ♪
目次
ポイント1.小物を入れる場所
スキー場に到着してウェアに着替えていざゲレンデへ!と向かうとき、何を持っていきますか?
基本的には、お金があれば十分です。
が、スノボ女子としては、楽しいスノボの思い出を写真や動画に残したいし、滑っていると唇の乾燥が気になるし、ゴーグル焼け対策しないとだし・・・と、滑る以外にも気になることがたくさんありますよね!そこで、私の場合はこれを持っていきます↓
- お金
- ケータイ
- リップクリーム
- 日焼け止め
- スティック型コンシーラー
- ゴーグルレンズ拭き用タオル
これらの小物は、ジャケットのポケットにしまいます。リュックを背負って滑っている人もいますが、初心者の頃は手ぶらの方がストレスなく動けます。荷物は最小限にしてジャケットのポケットにしまって行きましょう。
外ポケット
インナーポケット(小物入れ)
インナーポケット(ゴーグル入れ)
小物をしまう場所も考えよう!
パンツではなくジャケットのポケットにしまう理由は、パンツのポケットだとしゃがむ動作の時にとても邪魔になるから。また、ケータイやリップなどの硬いものは胸より下にあるポケットに入れましょう。胸ポケットに硬いものを入れておくと、万が一転んで胸を打った時、衝撃であばらにヒビが入ることがあるからです。
ポケットがついていても、動きの邪魔になるところやケガの原因になり得るところにはものを入れないようにしましょう。
別売りの小物入れは要注意!
お金と少しの小物であれば別で売っている小物入れをつけてもいいのですが、この小物入れ、大体の人は1回なくした経験があります。しかも、お金が入ったまま(泣)
なぜ失くしてしまうかというと、たくさん転んだ衝撃で小物入れをつけるためのカラビナが壊れてしまうからです。
お昼休憩にカツカレーとビールを飲もうと思って2000円入れておいたのに、いざ食堂に入ったら、ない….。なんて経験をして以来、私は小物入れはつけないと決めました。
ポイント2.リフト券を入れる場所
リフト券はリフトに乗るたびに提示するので、さっと取り出せる場所に入れておく必要があります。別売りで腕につけるものもありますが、腕につけているとちょっとかっこ悪い…と思う人は、ウェアにパスホルダーがついているか確認しておきましょう。
パスホルダー
腕にポケットがついてるとより◎
最近は、ICチップが入っているカードタイプのリフト券も増えています。この場合、カードを機械にかざしてリフト乗り場に入るのですが、かざす位置が胸の位置にあったり、機会が反応しにくかったり。
すると、
となることが多いです。
腕にもリフト券が入れられるポケット(ICチケットホルダー)がついていると、どんなリフト券にも対応できて便利◎
ICチケットホルダー
ポイント3.雪の侵入を防げるか
どんなに暖かいウェアを買っても、隙間が空いていれば転んだ時に雪が入ってきます。特に、初心者は転ぶ回数が多い!もちろん上級者も転びますが、上級者は転んで雪まみれになっても気にしません。初心者はたくさん転んで雪まみれになると「痛い!冷たい!もう嫌だ!!」と心が折れてしまう人が多いんです(特に女の子…)。そうならないためにも、雪の侵入はできるだけ防ぎたいところ。
雪は手首と腰から入ってくる!
どこから雪が入ってくるかというと、手首・腰から入ってくることがほとんどです。ウェアによって、雪が入らないための対策がされているものとされていないものがあるので、しかりチェックしましょう。
リストゲーター(ハンドカフ)
パウダーガード(ジャケット)
パウダーガード(パンツ)
ウェアの上下を同じブランドで揃えれば、ジャケットのパウダーガードとパンツのパウダーガードをくっつけることができるものもあります。すると、転んでも腰に隙間ができないので雪が入ってくる心配がなく、思いっきりはしゃぐことができます♪
とは言え、無理して上下同じブランドで揃える必要はないので、あくまでも「気に入ってものがあれば」で大丈夫ですよ(^^)
ウェアの機能面もしっかりチェックしよう!
スノーボードは始めが肝心です。まだスノーボードの楽しさがわからない始めたての頃に適当なウェアや道具を使うと、不愉快な思いをして嫌になってしまいます。続けるかわからなければ買う必要はありませんが、レンタルのウェアは使い古されているものが多いので防水性が薄れているものもあります。レンタルウェアで滑ってたらパンツまでびっしょりになった…!なんて話はよく聞く話。レンタルする場合は替えのパンツをお忘れなく。
機能が揃っているウェアを着て、寒いゲレンデでも楽しく快適にスノーボードができるようにしましょう♪