一言でスノーボードゴーグルと言っても、晴れの日用や悪天候用など様々なタイプがあるのをご存知ですか?この選択を間違えてしまうと、せっかくゲレンデに行ったのに視界が悪くて滑りにくい!!なんてことにもなりかねません。
今回は、天候によって使い分けるスノーボードゴーグルのレンズの基礎知識をお伝えします。
目次
見た目で買うと後悔する!?ゴーグルレンズの色の違いとは
ゴーグルを買いに行くと、ついついフレームやバンドの見た目で判断してしまいますよね。しかし、見た目重視で買ってしまうと後悔することも。というのも、実は、ゴーグルはレンズの色によって見え方が全く違うんです。
1.クリアレンズ
光がない状況でも裸眼と同じように視界がくっきり見えるタイプ。しかし、光をカットしてくれないので、太陽光が眩しい晴れている日には不向きです。光で前が見にくくなります。
2.イエローレンズ
クリア同様かなり光を通すタイプ。曇りの日や夕暮れ時、ナイターでの雪面の凸凹がはっきり見えますが、晴れている日には少し眩しく感じるかもしれません。
3.オレンジレンズ
晴れの日も曇りの日も対応できるのがオレンジレンズ。天候が変わりやすい雪山で一番威力を発揮するカラーです。晴れの日は眩しさを抑えてくれ、曇りの日は視界を見やすくしてくれます。始めてゴーグルを買うなら、オレンジ系かピンク系のレンズがおすすめです。
4.ピンクレンズ
オレンジ同様、オールラウンダーとして使用できるもう一つのカラーがピンクです。雪の日には視界を明るく見せてくれます。スノボ女子としては、ゴーグルのレンズをピンクにしてちょっと女子アピールしてもいいかもしれませんね(^^)
5.ブルーレンズ
太陽光の眩しさを抑えてくれて、雪面の凸凹をはっきり見せてくれるのがブルーレンズ。黄色光をカットしてくれるので夕暮れ時にも向いています。しかし、曇りの日やナイターのように暗い場所では若干見えにくくなります。
6.グレーレンズ
オレンジやピンクよりも眩しさを抑えてくれるので太陽光が強い快晴時におすすめ。悪天候時には視野が暗くなってしまうので、今日は絶対曇らない!という日以外は、悪天候用の替えのレンズを持って行った方がいいでしょう。
7.ミラーレンズ
ミラーは光を反射するため太陽光が強い快晴時に威力を発揮しますが、悪天候やナイターには不向き。オールラウンドレンズではありませんが、ミラーレンズは外から目が透けて見えないため、表情がバレないのがいいと好んで着用しているスノーボーダーも多いです。
初心者さんはオレンジかピンクのレンズを選ぼう!
スノーボードに限らず、ウィンタースポーツをする時にゴーグルはとっても大切なアイテムです。まだスノーボードに慣れていない初心者さんは、急な天候の変化にも対応できるオレンジレンズかピンクレンズのゴーグルを選べば間違いありません。オールラウンドのゴーグルを1本持っていれば怖いものなしです♪
よく、ゴーグルをつけていない初心者グループを見かけますが、ゴーグルをしないで滑っていると雪面の凸凹がわからずに予期せぬ場所で転んでしまったり、吹雪がひどい時には方向感覚を見失ってしまうこともあります。雪って怖いんです。
ゴーグルを着用することで、視界が良くなり安全にスノーボードを楽しむことができるのはもちろん、顔面から転んだ時に顔を守ってくれたり紫外線による目のダメージを軽減してくれて雪目になるのを防いでくれたりと、ゴーグルの役割はとっても重要。自分の身を守るためにもゴーグルはしっかり身につけましょう。